12月も半ば。
そろそろ受験生は、プレッシャーも感じ始め、不安、でペンが動きにくくなってくる時期だと思いますので。
今日はちょいとおっさんからアドバイス^^
ご覧の通り、僕は受験では負け組なので、あまり参考にはならないかもしれないけれども、もし何か引っかかるものがあったら、一つでも自分の残りの受験生活に取り入れてみてください。
きっと、プラスになるはずです。
受験生をやっていると、この時期、必ず聞くフレーズがありますよね。それは何かと言うと
「ラスト2ヶ月、一番成績が伸びる」
これって本当だと思いますか?
実は、、、本当です^^
なぜかと言うとね、結局試験での実力って、自分でどれだけ問題を解いたかによって決まるからです。
僕の知り合いの予備校講師の先生がね
「こんなこと言うと、予備校からクレームが入るかもしれないけれども、結局のところ、君がどれだけ成績伸ばすかというのは、どんだけ予備校の授業を受けたとか、どんだけ参考書をやったかではなく、どれだけ自分の力で問題を解いたか、問題と向き合ったかで決まるんです。この自分で解いた問題数だけに、こだわりをもってください」
なんてことをおっしゃっていてね。
これはまさにその通りなんです。
予備校の授業を聞いてふんふん理解したりだとか、参考書の解説を読んで、なるほどと理解するということは、言ってみれば、問題を解くためのカードを手元に揃えてるようなものです。
つまり、実際に自分で問題を解くという行為とは、全く別次元のものであるということが言えるんですね。
もちろんこれだって、必要な勉強です。インプットも必要。でもね。
「実際に自分で問題を解く」ということでしか、自分の実力は上がっていかない。
これが真実なわけで。
最終的には解いた問題の数の勝負になるわけです
だけど受、特に受験生は、12月くらいまでにならないと、そもそも、学校のカリキュラムが終わらないですよね?つまり、カードが手元に揃っていない状態ってことなんです。
だから実際に自分で問題を解こうと思っても、知識が足りなくてそれが出来ないケースが多いわけ。
受験生活もラスト2ヶ月まで来ると、もうほとんどの知識は手元にあるような状態になっているわけですよね。
だからこそ、一番大事な自分で問題を解くという演習をたくさんすることができるようになるわけです。
これがラスト2ヶ月で成績が一番伸びるということの背景情報です。
だからラスト2ヶ月ぜひ自信を持って頑張っていただきたいと思います。
ただしここで注意点。自分で問題を解くということには一つ注意点があってね。それは何かと言うと
・7割くらいの力で楽に解ける問題(滑り止めレベル)
・必死にならなきゃ[]解けない問題(志望校レベル)
このように自分で解く問題は、いくつかのレベルのものを用意しておいてもらいたいのです。
というのも、この時期というのはどうしても、志望校の過去問や類似問題の演習にばかり意識が向いてしまって、自分にとってはちょっと難しい問題に手を出しすぎる傾向があります。
これはこれで大事なことなんだけれども。
ただね。ラスト2ヶ月っていうのは非常に精神的には不安定になって。中には夜も眠れなくなっちゃうこう出てくるわけです。
特にこういう難しい演習問題ばかりをやっている子は、その傾向が強いですね。なぜかと言うと現実の厳しさにばかり目が行ってしまうから。
そうではなくて、軽い気持ちで解ける問題(滑り止めレベル)をウォーミングアップ代わりに、必ず毎日とくようにする。
そうすることによって「あ、志望校レベルの問題はちょっと難しくてまだ解けないけれど、最低ライン個々の問題をちゃんと自分は解けるんだな」という風に、自分を励ましながら勉強を進めるのです。
そうすると必要以上にプレッシャーに押しつぶされることもなくなるし、リズム感良く毎日演習を繰り返していくことができます。
受験生にとっては非常に不安が強くなる時期だけれども、規則正しく、毎日毎日できる問題演習をこなしていてください。
ここまでちゃんと努力してきた人は、2ヶ月後びっくりするぐらい成績が伸びているはずです。