受けのいい話と、本当に話ってのは、ほとんどの場合において相反するものでね。本音と建前っていうのかな?
その辺りを忘れて、表面的な表現だけを受け止めてしまうと、結果として痛い目に遭ってしまうなんていうこと普通に起こるわけで。
懐疑的になる必要はないんだけれど。
それでも少し自分の頭で考えて「ほんとかな?」と一立ち止まるくせを持っておきたいもの。
僕の先輩と収録した「ファーストキャッシュ獲得法」っていうオーディオセミナーの中でも触れているんですが。
「お給料をいただく」ということと、「自分で稼ぐ」というのは、全くもってルールが違うの。
どっちが優れていて、どっちが簡単で、どっちが難しいかというわけじゃない。
バレーボールとサッカー、どっちが優れていて、どっちが簡単で、どっちが難しいかと聞かれても答えようがないでしょ?
それはルールが違うから。
同じ運動でも種目が違えば、求められるものも違ってくるし、ルールも違ってくる。
お金をいただくという声も、その立場やポジション、形態が変われば、当然必要となってくるルールも違う。
じゃあ、自分で稼ぐという世界に、お給料をいただくと言う世界のルールを持ち込むとどんなおかしなことが出てくるのか?
典型的なものがこれ。
「自分を大きく稼ぐつもりはない。毎月10万円ぐらいでいいから、スキマ時間で稼ぎたい」
これ、ものすごくおかしなこと言ってることに気づけない。
そういうことなんです。すでに結果を出している人、そして本当にスキマ時間でお金を稼げてる人から見ると、僕の言わんとしてる事はよく分かると思うんだけど。
何も知識がないと。これを鵜呑みにしてします。
そして、それを助長するようなプロモーションもたくさんあるから、信じて疑わないようになる。
そしてけっか、挫折する。当然なんだけど。
世界が変わればルールが変わる。何か新しいことを始めようと思ったときは、そのことを自分自身に叩き込むことから始めないと。
これまでの正解は自分にとってのブレーキにしかならないわけだから。