・全体運
保守的な性質が強い蟹座ですが、2022年はいつもより積極的になれ、自ら世界を広げて行くことができる一年となるでしょう。
物事を広げる、大きくするサポートをしてくれる木星が、12の部屋の中でも一番影響を強く発揮するホームとも言える部屋に戻る影響が強いからです。
そして「世界」というのは、物理的な意味の世界と精神的な意味の世界の両方を指します。
住まいから遠い地域へ出向く機会を作ったり、海外に出かけたり。
今いる場所から見える景色以外も見てみたい気持ちがあふれて、行動を起こしたくなるでしょう。
また、付き合う人のタイプも大きく変化する一年となるでしょう。
新しい職場やコミュニティとの出会いが待っていそうです。
元々、身近な人には心許せても、慣れない人間関係では苦労しがちな性質のある蟹座。
ですが、この一年は無理に仲良くなろうとがんばらなくても、周囲が勝手にあなたに興味を持ってくれるでしょう。
あなたはただ、自然体でいれば人間関係はスムーズに進展して行くはずです。
また、先祖や亡くなった方の影響を受ける部屋に、基盤を意味する土星が滞在しています。
その影響で、「人はなぜ生まれたのか?何のために生きているのか?」など、自分自身のおいたちについて、そして生き方について深く興味がわきそうです。
家系図を調べたり、年長の親戚に先祖の話を聞いたりしてみてください。
今後の人生をより豊かに生きるためのヒントや、自分自身が今やるべきことを知ることができるかもしれません。
・飛躍ポイント
あまり外へ自分を発信して行くことを好まない蟹座の性質を生かすこと。
それが2022年の飛躍ポイントとなるでしょう。
普段は大人しい人だと思われがちですが、心の中は常に情に熱いあなた。
せっかくの熱い想いを、胸の中だけに秘めておくのはとてももったいないことです。
外に出すことで、社会の役に立つことも多いはず。
このタイミングの星の動きを使えば、臆することなく自分の想いを発信することができるでしょう。
一度慣れてしまえば、日常になります。
自分のことは後回しで家族や世界の幸せを願うような、奥ゆかしいやさしさがあるあなた。
そんなあなたの心の中の情熱をぜひたくさんの人に表現することで届けてあげてください。
想いはより早く、より遠く、よりたくさんの人に届くでしょう。
愛情を守る金星が蟹座の位置に入ってくる7月下旬から8月上旬までが、特に大きな飛躍のポイントとなる時期です。
周囲の人を信じてお願いすることは、自分自信を信じることにもなります。
ぜひ、いつも以上の勇気を出して損はないこの時期を活かしてください。
・成長課題
なんでも自分で解決しようという気持ちが強い蟹座。
これまではなんとか一人でこなせていたことも、2022年はいよいよ限界を感じるようになってくるでしょう。
人の感情の動きに敏感なあなたは、迷惑をかけてはいけないという思いから、何かを人に頼むことが苦手かもしれません。
そんな苦手分野を克服することが、2022年のあなたにとっての成長課題です。
また、一人でがんばりたがる割には、人一倍寂しがりやでもあります。
この自分の中にある矛盾点を認めることと、人に見せることも成長課題のひとつです。
そして、社交性の部屋に滞在する木星の影響によって、それを試されるかのような出来事が起こりやすい一年となります。
せっかく星たちがあなたを飛躍さえるために、数々の出来事を導いてくれるのですから何度でも人に頼むこと、頼ることに挑戦して行ってください。
最初のうちはしんどいかもしれませんが、年の後半になる頃にはすっかり素直な甘え上手なあなたになれているはずです。
・恋愛運
パートナー運大好調から始まる2022年。
あなたの恋愛運はとても良いと言えるでしょう。
ただし、求める相手の条件がとても厳しくもなります。
恋人がいない場合は、厳しくなるからこそ、選び抜いて納得した相手との交際をスタートさせられるという幸運に恵まれます。
一方、すでに恋人がいる場合は少し注意が必要です。
相手のこれまでは気にならなかった性格が急に鼻に突き出したり、容姿や収入への不満が大きくなったりする可能性があります。
そんな時、つい口うるさく注意したり、思ったことをストレートに伝えすぎたりしないように気をつけましょう。
特に感情をヒートアップさせる星である火星が、蟹座と相性のよくない位置にいる2月、4月、6月は厳重注意です。
恋人がいる場合もいない場合も、もしケンカしてしまったり、トラブルになってしまったりした場合でも安心してください。
愛情を守る星である金星が、4月上旬から下旬にかけて蟹座の恋愛運を拡大させてくれる位置にやって来ます。
状況は自然と改善し、恋が盛り上がってくるでしょう。
また、金星が蟹座の位置にやってくる7月も恋のチャンス時期です。
片思いなら、告白やお誘いに最適のタイミングです。
2022年の蟹座はいつもより星の力で恋愛に積極的になれるでしょうから、勇気を出してみることをおすすめします。
・仕事運
計画通りに仕事を進めやすい年となりそうな2022年。
100パーセントの理想には追いつかないまでも、まずまずの結果が残せるでしょう。
おだやかな運気をキープしてくれる部屋に滞在している木星の影響で、大きなトラブルもなく一年を終えることができそうです。
また、仕事を成功させるために必要不可欠となる、勤勉さの守神である土星が、適度な課題をいくつか投げかけてくれるようです。
一見、難題に見えることでも、それを克服したからこそより充実した仕事を得られる流れがやってくるでしょう。
ある程度のプレッシャーがかかる仕事の依頼が来た時には、迷わずうけるようにしてみてください。
それをやりきった後、期待以上のポジションや評価がもらえるかもしれません。
また、もし転職を考えているなら、2022年は無難に成功させることができます。
以前からやりたいと思っていた仕事や、行きたいと思っていた会社があるならぜひトライしてみると良いでしょう。
ただし、今の職場に不満があるからなど、漠然とした理由での転職はあまりおすすめできない年です。
あくまで自分自身の仕事に対する今後の設計図があれば、そこに向かって行くサポートが得られる年だからです。
計画がないなら、転職よりまずは自分のキャリアプランを練ることが先決です。
・金運
一年を通じて、わりと安定した金運に恵まれる2022年。
大きな買い物には不向きですが、習い事やキャリアアップのためにお金を使うことはより運気をアップさせる開運行動となるでしょう。
そして、お金を運ぶ女神である金星が、金運アップの部屋に滞在する7月が、2022年の金運ピークとなります。
この時期は使うより増やすことを意識しておくのが得策です。
また、臨時収入にはあまり期待できない年ですが、自分で稼ぐ力が大幅にアップします。
特に社会性の部屋に幸運の星である木星が移動してくる6月以降に注目してください。
ボーナスやお給料がアップすることも期待大です。
遠慮しないで、自分から上司や会社にかけあいアップしてもらうことにもチャレンジしてみてください。
2022年の金運の良さは、待っているのではなく、つかみに行くことでより発揮されるのです。
それから、ローンを組むことはおすすめできない年です。
どうしても欲しい物がある場合は、一括で払えるだけの蓄えができたタイミングの購入を心がけてください。
その方が、将来的に見て得することができるでしょう。