Talk to myself

必要なものは人によって違う

予備校に通っていた当時
尊敬していた先生がおっしゃっていた言葉が
今でもとても頭に残っていて。
 
 
「予備校講師として大切なことは
何を教えるかということではなく
何を教えないかということである」
 
 
 
予備校の先生になるくらいですから
教壇に立つ人というのは
とても博学で知識も豊富です。
 
時に知的な話をしてあげることで生徒さんの喜び
また人気を集めるということもできます。
 
でもね。
 
実際問題予備校に来ている目的は
受験で合格すること。
 
つまりテストでいい点数を取ることです。
 
それを優先事項の1番目に持ってきた時に
無駄な知識を入れるということが
どれほど時間を浪費につながるか
どれほど無駄な時間なのかということを
その先生はよくおっしゃられていました。
 
学生に気に入られて、人気が出ても
そもそも学生さんに合格してもらわないとと
仕事の意味がないっていう、
自分自身に対する厳しい姿勢を
持っている証拠だと思うのです。
 
気に入られてために余計な話をして、
学生さんを不合格にするくらいなら
厳しいことを言ってでも、
学生さんに合格してほしい。
 
その姿勢が当時の僕には
とても魅力的に映りました。
 
ひとに何かアドバイスをしたりだとか
サポートをするお仕事をする人というのは
これすごく重要なことだと思うんです。
 
僕自身もこの仕事をしていて
一番つけているのは何かと言うと
とにかくセンターピンを探すということ。
 
つまりその人にとって一番必要な
「たったひとつの言葉」を
見つけ出すことだったりするんです。
 
僕だってそれなりに勉強してますから
いろんな知識がありますよ。
 
いろんなことしゃべることができるし
ちょっとくらい難しい話だってできます。
 
専門的な話だってできるし
占星術の技法的な話を
延々と喋り続けることができます。
 
でもね。
 
それが目の前の人の何に役に立つか?って考えると
実はほとんど役に立たなかったりするんです。
 
自分の知識や能力を見せつけるためには
こういう専門用語というのは武器になるのですが
目の前のクライアントさんは
占い師の自慢話を聞きたくて
お金を払ってくださってるわけじゃないですよね。
 
なんとか現状を変えたいだとか
不安な気持ちを学べたという欲求があって
僕のところに来てくださっているわけです。
 
僕自身も勉強のために
有名無名関わらず、多くの占い師さんに
リーディングしてもらいました。
 
その経験から言えることなのですが、
難しい話を延々としたりだとか
専門用語をつらつらしゃべる人って
あまりいい印象が残ってないんですよね。
 
むしろその時言ってほしい一言を言ってくれた先生の方が
すごく記憶に残っていたりします。
 
またそういう先生の言葉がきっかけで
人生が好転して言ったようにも感じるのです。
 
手段と目的を履き違えない。
 
ついに自分自身に問いかけなければならないと
思っています。

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