Making Destiny

管理と信頼

トラウマってほどじゃないんだけれど。

僕が大学時代に勤めていた人材派遣の会社はね、それはもう、絵に描いたような体育会系の会社で。

僕らはまだ学生だったから、それほどなわけじゃないんだけれども、社員さんはみんな、文字通り、本当に顔を真っ赤にしながら毎日怒鳴られているの。

もちろん会社の上司としては怒ることも仕事の一つ。決して悪いことじゃない。

だけれどもそれが行き過ぎると、なんだかなーと学生時代の僕はそれを眺めていたのよ。

営業マンのフロアっていうのはね、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、だいたい垂れ幕が連なっているの。

今月は誰々さんがナンバーワンでしただとか。月間MVPは誰だっただとか。

ある日、営業から会社に戻ってきた18時頃、一人の新人正社員さんがその垂れ幕を壁に貼ろうとしてたんです。

そうたらね、若干曲がって貼っちゃったわけよ。

そんなミス誰だってあるでしょ。と言うか、手を伸ばしたら平衡感覚なんてなくなるから、多少曲がっちゃってもおかしくない。誰かがサポートしてあげてもおかしくない。

にもかかわらず、その新人さんは、一人で頑張って貼って、若干曲がってしまい、そのことを上司がボロクソに怒鳴りつける理由。

「おめえはどんだけバカなんだ」と。。。そりゃねーよ….

繰り返しですが、このようなマネジメント法も、決して間違いだとは僕は思わない。

現にその会社はゼロから立ち上げて3000億に迫る会社になったし。

それに、これまでのマネジメントっていうのは、ぶっちゃけた話「管理」を主軸に置いたアプローチ方がほとんどで、上としては、恐怖やストレスを与えた方が管理をしやすいってのも現実問題はある。

つまりこの管理を逸脱したら、お前痛い目にあうよっていうプレッシャーを与える。

この辺りもうちょっと知りたい人は、”奴隷のしつけ方”なんて本もあるから、ぜひご一読を。

でもね。

確かにこの方法っていうのは、一つの正解ではあると思うんだけれども。僕自身は、あまり好きじゃないわけ。

やっぱり垂れ幕が曲がっているだけで、人格否定されるぐらい怒鳴られるのってどうなのよって思っちゃうのよ。

僕の弱さなのかもしれないけれども。

だから基本的には僕は、一緒に働く人に関しては「信頼」をベースにお付き合いしているの。

だから怒鳴ったりもしないし、口うるさくも言わないし、ある程度相手に判断を任せるという。

こういう働き方が少しでも増えれば、今の日本のストレス社会のささやかなる軽減になるのかなあなんて思いながら、このスタイルを取っているわけだけど。

もうお察しの通り、表面上は信頼のマネジメントの方が、みんながハッピーになんてことになりそうだけれども、現実問題、この働き方は楽ではない。

例えばね、ぼくの家に遊びに来た時に

「なんなんですか?この本の量。この教材の量。。。これ全部読んだんですか???てかこれにどれだけお金突っ込んでるんですか?」

なんて人は、まず一緒に働けない。
だって努力が圧倒的に足りないから。

よく毎日ブログ更新していてネタが尽きませんね。なんてご感想をいただくことも多いんですが、ブログは僕自身とってみればウォーミングアップみたいなもので、そっから本業の執筆作業が始まるわけ。

これぐらいの仕事量、インプット量を、当たり前の日常生活のレベルでやってくれないと、やっぱり信頼関係の下で一緒に仕事ができないんですよ。

だから言うは安しなんだけれども、相手に任せて一緒に仕事をするというのは、思ったほど簡単じゃない。

正直にいうと、ここまで「いままでありがとう」と何回言ったことだろうか。

そう思うと、恐怖政治する上司よりも、僕は冷酷かもしれないなんて思うこともある。

楽をしようと思えばいくらでもできるけれども、そんなことしていたらあっという間に堕落してしまう。

いかに手を抜こうかなんて考えている人間は、あっという間に置いていかれてしまう。

そういう環境はもしかしたら、管理されるよりもずっと厳しいのかなあなんて思ったりする。

長々と書きましたが、僕が言いたかったことはただ一つ。

どんなことも、都合のよい側面もあれば、都合の側面もある。

どっちを選ぶかは、、、、自分で決めよう^^;

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