僕の本棚の上から2段目は
特別な場所となっていて。
僕にとって大事な本が
ずらりと陣取っている
それはまるでサンクチュアリのようなもので。
ことあるごとにそこを眺めては
「最近これを読んでいないなあ」
なんて思いながら、 実際にその本を手に取り
時間をかけて読んだりするものです。
その中の一冊が7つの習慣。
棒が最初にこの本を手に取ったのは
大学生時代だったかな。
いろんなビジネス本を読むと
まあ正直な話をすると
当時のボクはほとんど理解できていなかったと思う。
ビジネス界の大御所たちが
こぞってこの本を紹介していたので、
どれだけインパクトのある本かと思ったけれど。
社会にも出てことのない小僧には
それは理解できるはずもないかw
とはいえなんだから大事そうな印象もあって
捨てることができないから
ずっと僕の本棚に鎮座していた理由。
そして大人になり
社会に揉まれ
再びこの本を手に取ると。。。
「なんじゃこりゃ!!!」
なんて衝撃を受けながら
まさに悩んでいた答えがここに書いてあるわけ。
不思議だよね。
書いてあることは全く同じなのに
読み手の状況によって全く印象が変わってくる。
僕はこのような本を
「 Intellience 」と呼ぶ。
世の中腐るほど速読方ってもんがあるけれど
あれが威力を発揮するのは
「Information」でしょ?
確かにInformationであれば
早く処理ができた方がいい。
別に速読を否定しているわけじゃない。
でもね、 例えばをお経とか聖書を
速読する人なんていないと思うですよ
それはなぜかと言うと
「Information」ではなく「 Intellience 」
だからじゃないかな?
同じように自分の人生をに
インパクトを与えてくれるような
重要な本というのは、 全て
「Information」ではなく「 Intellience 」
なんだから。
じっくり長い年月をかけて読み込まないと
自分の家に行くにはならないのですよ。
ましては、一日限りの読書会とか研修とかで
内容が全て吸収できるなんて
そんなこともあるはずもない。
余談だけれども、
これ完全に僕の好みだけれども
いろんなセミナー行ってワイワイガヤガヤしてる人よりも
たった一人、 家で黙々と本を読む時間を確保している人の方が
なんだか信用できるんだよね。
確か JAL の稲盛さんもそんなことをおっしゃってたし。
別のところで僕は Intellience活動 なんて言葉を
使ったことがあるけれど。
何年もかけて一冊の本を読むというの
僕にとっては重要なIntellience活動なのです。